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小栗虫太郎『黒死館殺人事件』目次と注釈ほか

以下ネタバレの可能性アリ!

『黒死館殺人事件』まんがで読破を読破
なんと黒死館が夢のマンガ化!!ということで読んでみましたよ!

〜読破してみて〜

『黒死館』に興味のある人は、ぜひ読んでみてください。
「黒死館完全マンガ化!」とは言わねえが、評価すべき点はけっこうあると思う。

一、ストーリーが原作どおりである

シナリオ書いた、もしくはネームをきった人にぼくは敬意を表するッ!
はしょるべきイベントや謎解きははしょりつつも、大きな節目の事件はおさえて、
「改変」まではいかない絶妙なところで
190ページ足らずのまんがにあの全編を見事おさめています。ホントに。
そしてそれはそれなりに原作を読んでいないとなかなか出来ないことだろう。

二、芝居が原作どおりである

「検事はウーンと呻き声を発して、思わず銜えていた莨を取り落してしまった。」
「〜法水は、突然凄じい形相になり、吃《ども》りながら叫んだ。」
といったクサイ芝居や、
「冗談じゃない。あまり空論も度が過ぎるぜ」
「〜いったいどういう現象の強喩法《カタクレエズ》なんだね」
といったへんなリアクションが、けっこうそのまま活かされてるのです。
ファンの人なら、「それらのもたらす黒死館ぽさ」の大事さについてはお分かりいただけることでしょう。

三、第三者によるビジュアル化

皆さんそれなりに「絵」を考えながら原作を読んでいるはずですけれども
「法水イメージと違うな〜」「セクシー津多子夫人!」「伸子タン萌え」等
いろいろ新鮮な驚きがあるんじゃないかと思います。賛否両論ありきでね。
キャラクターに限らず場面とかでも「ああなるほどこういう感じか」「これは違うやろ〜」とかね。
P111の最後のコマとかぜひ見てくれ。


2013年現在。「映像化は無理といわれていた○○」も山ほど映画化とかしましたが、
たとえそれでも『黒死館』には決定的な弱点があります。
紀田順一郎先生に
「〜実際にどういう建物かわからないで書いている」「作者自身にそういう構成的な意識がない」
と評されるような「虫太郎のテキトー感」です。
つまりこれは「虫太郎と同じ知識を持っていても表現は不可能」ということ…
でもそれでも知ってか知らずかこの館(シャトウ)に挑んだイーストプレスとバラエティ・アートワークスの勇気(?)。
本稿はその批判や揚げ足取りと言うよりは、補助資料として役立ったらいいなあとか思っています。
「ネットを使って調べてもようわからん」奇書のなかの奇書、『黒死館殺人事件』のメディア化として、俺はけっこう楽しんで読みましたよ。

まんがで読破 イースト・プレス
小栗虫太郎傑作選 T 黒死館殺人事件 現代教養文庫 社会思想社[潮]を基準に、ヘンなところは修正している
日本探偵小説全集6 小栗虫太郎集 *** 創元推理文庫[教]をふまえつつ、ちょっとヘンなところもあえて虫太郎の表記を残している
[青]は連載された雑誌『新青年』、[潮]は最初に単行本になった新潮社のやつ、を指します。
[青]でのミスとかは、[潮]でそれなりに修正されているそう。
また、本稿で「原典」と言うときには[教]と[創]を指します。

俺のイメージ
青(新青年) ジャンプ
潮(新潮社) ジャンプコミックス
教(教養文庫) 文庫版
創(創元推理文庫) コンビニ版


「整合性を取るか」「虫太郎の味を取るか」は難しい。まぁもう好きなら全部読もうぜ!
分類
裏表紙 「massとacer続けてよむと」「massacer虐殺になる」 誤字脱字 acer
になってるよ!!
ジョジョファンも泣いて喜ぶ、そして黒死館好きもきっと大好きなこのくだりをわざわざ外装で間違うとはーーッ!
まんが本編のP28では、ちゃんと「acre」になっとるのじゃ。
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03 ダンネベルク 誤字脱字 ○ダンネベルグ
05 プロヴァンヌ 虫太郎が悪い [創]では原典どおりプロヴァンヌ、[教]では訂正してプロヴァンス。
あとで「プロヴィンシア繞壁」と出てくるし、歴史上ペストが大流行したのも「プロヴァンス・マルセイユ」なのだから正しくはプロヴァンスだが、原典を尊重するならプロヴァンヌであろう。
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13 「血統意識から起こる帝王性妄想とシャルコーが定義付けてもいるし」「関係ないこともないさ」 日本語が変 原典では「ケルンの兄弟」と「フィリップ三世の子孫」を引き合いに出したうえで、
「帝王性妄想とシャルコーが定義付けているそんな例もあるから、無関係でもないかもよ」
という運びなので、主語がよくわからなくなっちゃってると思う。
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15 「驚くことじゃないか」 日本語が変 原典では「驚くべきじゃないか」だし、少なくとも「驚くべきことじゃないか」かな? 23201
17 館の内部に大改修 微妙 当時ってこんなめっちゃショベルカーとか有ったんかな… 25202
21 抱いて室入りて 誤字脱字 ○抱いて室に入りて 26204
22 コペッキィー 微妙 ここで言うのはおそらくはチェコのマチェイ・コペツキーのことで、この人はカタカナだと「コペツキー」が多いみたい。
同じくチェコのレーサー、ヤン・コペッキーは「コペッキー」が多いみたいね。
ちなみに[教]では「コペツキイ」、[創]では「コペッキイ」。
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39 「まるで鉄の処女だな」 俺の趣味 「テレーズ人形」の造形のおもしろさは「リアルで綺麗な顔面と、すごいガタイ」のアンバランスによるキモさだと思うので、それは見たかった。
松野一夫画伯はけっこうそのへんは表現してる([創]で見れる)。
多分アレだよねパーフェクトジオングみたいな感じだよね。
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45 栄光の手 ビジュアル化 原典の第八篇の二で出てくるように、「五本の指にそれぞれローソクを立てる」仕様なので、ローソクが一本なのはまちがい。見た目もガサガサの枯れ木みたいらしいしね。
ただまんがでは栄光の手を使ってみるくだりは無いので意図的なものかもしれません。
48 黙示図 ビジュアル化 あとで
「全体が刀子(石器時代の滑石武器)の刃形みたいな形をしているだろう。」
というぐらいなので、この紙全体だか片方のページだかシックスパックの図のワク線だかが、四角ではなく「刀のかたち」になっているハズ。
とは言え原典を読んでも詳細はよくわからん〜
ただまんがでは「黙示図は『2枚』あったッ!」的なくだりは無いので意図的なものかもしれません。

どうなんでしょうね。
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60 オリカ・クリヴォフ 誤字脱字 ○オリガ・クリヴォフ
ドイツ語で本当はどう読むか知らんが、まあヘンだろう〜松野一夫画伯も「ガリベルダ」とかやらかしてるけどな〜
60 オットーカール・レヴェズ 誤字脱字 ○オットカール・レヴェズ
62 吊具足に入った易介 ビジュアル化 易介は体型の都合で、普通に鎧は着られない。「だから半分横向きみたいに無理から着せられてる」
はずだが、わりとちゃんと着てるように見える。
まあ松野一夫画伯の絵でもワチャワチャッとなっとるけどな。
ただまんがでは易介の殺し方などを詳しく解き明かすくだりは無いので意図的なものかもしれません。
63 鐘桜(2箇所) 誤字脱字 ○鐘楼
何だよカネザクラって!
65 ジフルス 誤字脱字 ○ジルフス
ンもう!すぐ上に「Sylphus」書いてるやん!
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67 鐘鳴器(カリルロン)の鍵盤 ビジュアル化 さてコレは俺もはじめはよくわからなかったんだがNHKの『世界街歩き』を見てたらわかった。
欧米とかの鐘鳴器では、「バトン式鍵盤」というもので演奏するのだ。ウィキペディヤーを見れば一発なのだ。

ハンマーパンチで演奏する以外にも、俺がテレビで見たのは「握って下げる」やつ。

俺のイメージはこっちかも。「けっこう体重かけて全身で演奏する」感じだったんだ。

「グイグイ上げ下げする棒みたいのが、高低の2段になってる」
というわけで、演奏する伸子はめっちゃ疲れるし、紐にむすばった鎧通しもブラブラ降りて来るわけなのである。
68 鐘魂楽 誤字脱字 ○鎮魂楽
69 タルチェフ 誤字脱字 「タルチェフ」と言う場合も無くは無い、みたいなんだけど、原典はタルチュフだし一般的にもタルチュフかと思われ。 158341
72 「雪だ」 俺の趣味 虫太郎本人の前書きにて
「〜大体私の奇癖として、なにか一つでも視覚的《ヴィジュアル》な情景《シーン》があると、書き出しや結末が、労せずに泛《うか》んで来るのだ。それが本篇では、第三篇中の山場――すなわち、吹雪の夜に墓窖を訪れる場面に当るのである。〜」
というぐらいで、黒死館の誕生したきっかけ、てな場面だから、なんかもっとこう、印象的な絵が見れればよかったな。
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73 然る上天の 誤字脱字 ○然るに上天の
[教]では「しかるに」。
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79 ジフルス(2箇所) 誤字脱字 ○ジルフス
79 「その気仙にご存じありませんか?」 日本語が変 [創]の原典をあたりますと
「それにレヴェズさん、犯人はSylphus《ジルフス》と男性に変えているのですが、貴方は、その気仙《ジルフス》が誰であるか御存知ありませんか」
なので「気仙《ジルフス》を」と読みをふるべきであろう。
虫太郎は男性の風精、というのを強調する意味でわざわざ「気仙」の字をあてたのだろうか?[教]では「風精」に修正してある。
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80 「ゴットフリートのわれ直ちに〜 誤字脱字 ○ゴットフリートの「われ直ちに〜
ちなみに[教]ではゴットフリート、[創]ではゴッドフリート。
なぜ違うかというとおそらく[青]ではゴッドフリートなのを[潮]ではゴットフリートに修正したからd…ああもう!だからどうした!
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80 シュタムベル 誤字脱字 ○シュタムペル
少なくとも[創]とかではシュタムペル。「刻印=スタンプ」であろうから。
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80 ゼッヒ・シュタムベル・シュレッケン・ゲエトド・ドウルヒ・マイン・ゲバイン 虫太郎が悪い そもそもこのくだりは発音が微妙ということで[教]では直されてるのだ。まんがの表記はおそらく[教]じゃないものに基づくもの。
"sech stempel schrecken geht durch mein gebein"
というドイツ語表記になるはずだが、「ゼッヒ」はインターネット頼みではよくわかりませんでした。
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82 乙骨耕安のデザイン 俺の趣味 原典では
「五十をよほど越えた老人で、ヒョロリと瘠せこけて蟷螂のような顔をしているが、ギロギロ光る眼と、一種気骨めいた禿げ方とが印象的である。」
ということで、もっと「きもいジジイ」だったらよかったの〜
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85 ゴットフリード 誤字脱字 ○ゴットフリート 217399
85 シュタムベル 誤字脱字 ○シュタムペル
ちなみにこのくだり、[創]ではシュタンベルとかシュテムブルとかなっとって、とにかく虫太郎関連の出版の人は苦労が絶えないだろうなあ。
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86 「それはSechstempel《ゼッヒテムペル》と響くのを恐れたからです」 誤字脱字 原典では
「Sechs tempel《ゼックステムペル》(六つの宮)と響くのを懼れたからです。」
sechsは、シックス。6。
「ゼッヒシュテムペルだと、ゼックステムペルみたいでイヤ」なのである。
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92 灰を圧迫残気を 俺の趣味 「灰を圧迫、残気を」か「灰を圧迫し残気を」のんが分かりやすいかな、と思った。 236419
95 ジフルス 誤字脱字 ○ジルフス
99 十二宮の円華窓 ビジュアル化 めっちゃ省略しとる〜!
ただまんがでは暗号解読は省略しとるので意図的なものかもしれません。
そもそもこの暗号「その実グラグラなんだから」!
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99 機密記法 誤字脱字 ○秘密記法 99457
103 ビジュアル化 「その刺叉形《さすまたがた》をした鬼箭《おにや》が、確《し》かと棧の間に喰い入っていたので、」
「その矢柄は二センチに余り、鏃《やじり》は青銅製の四叉になっていて、」
てぐらいだから、ふつうの矢じり、つうよりはこんな

感じじゃないだろうか。
あとで「〜儂《わし》ならあの三叉箭《ボール》が、裏庭の蔬菜園から放たれたのだと云いますがな。〜」とかゆうけど…
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103 「装飾品の火術弩から矢が発射され」「運良く頭部を掠めましたが髪がからまり夫人は宙吊りに」 微妙 「運良く頭部を掠めた」てのは違和感が…まあ原典も
「フィンランダー式火術弩《かじゅつど》が発射されたのだが、運よくその箭《や》は、彼女の頭部をわずかに掠《かす》めて毛髪を縫った。」
てなとこだけど。
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104 火術弩 ビジュアル化 火術弩が棚においてあるみたいな描写だが、原典では壁に釘でかけてある。
ただまんがでは釘から外れる謎解きは省略しとるので意図的なものかもしれません。
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110 紙谷伸子のデザイン 俺の趣味 さて原典での描写は、
  • 年齢《としのころ》二十三、四
  • どちらかと云えば弾力的な肥り方
  • 顔と云い体躯《たいく》の線と云い、その輪廓がフランドル派の女人を髣髴《ほうふつ》とさせる
  • その顔は日本人には稀《めず》らしいくらい細刻的な陰影に富んでいて内面的な深さを物語るように思われた
  • 最も印象的なのは、そのクリクリした葡萄の果《み》みたいな双の瞳
  • そこからは智的な熱情が、まるで羚羊《かもしか》のような敏《すば》しこさで迸出《はしりだ》してくる
  • けれども、それにはまた、彼女の精神世界の中にうずくまっているらしい、異様に病的な光もあった
  • 黒死館人特有の、妙に暗い粘液質的なところはなかった
  • 三日にわたって絶望と闘い凄惨な苦悩を続けたためか、伸子は見る影もなく憔悴《しょうすい》している
相変わらずわかったようなわからんような感じなのであった。
今回のまんがでのデザインは皆さんはどうかな?
「あの伸子タンがついにマンガ化!」てだけで
俺は非常に意義があると思ってる。
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113 クニエルニッキー(2箇所) 誤字脱字 原典([教]など)からして「クミエルニツキー」「クメルニツキー」が混在しとるとは言え、「ニ」はまぁ無いかな?
ちなみにこれはボフダン・フメリニツキーのことであろうか。もしそうなら、
ラテン文字なら「Khmel'nyts'kyj」、ポーランド語では「Chmielnicki」。
で発音はどうやら「ハヒフヘホ」みたいだが、
「CやKという見た目から虫太郎がカキクケコにしちゃった」公算は高いかもね。
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115 電話線 微妙 原典からして
「ところが、続いて警察自動車を呼ぼうとし、熊城が受話器を取り上げた時だった。法水は何と思ったか、その紐線《コード》に続いている、壁の差込み《プラグ》をポンと引き抜いて、それを伸子の掌の上に置いた。」
というこのくだり。
どうなのかね、当時からこのまんがで見るように、俺たちが引越しの時とかにやるように、「1センチ角のプラグを壁の下の穴にヒョイとさす」ような簡単な仕組みだったのかね?
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129 輩《やから》 誤字脱字 ○ともがら 328507
129 『死の舞踏《トーテン・タンツ》』のページのデザイン 微妙/虫太郎が悪い "Quean locked in Kains. Jew yawning in knot. Knell karagoz! Jainists underlie below inferno."
という記述のはずがけっこう適当?
あと「余白への自筆」と言うよりは本来のキャプションみたいに見えるね。
続きの文はどこに入るのか?
続きの文自体はP157で出てくるけど、ちょっとだけ原典と記述が違います。
あと左のページが「ヤリ骸骨」、右が「ラッパ骸骨たち」のはずだね。
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132 遺産は旗太郎並び 誤字脱字 ○遺産は、旗太郎並びに 334513
141 矢は蕪菁矢柄は葭 誤字脱字 ○矢筈は蕪菁、矢柄は葭
矢筈(やはず)ったら「矢のケツの、弦をかける切り込みの辺りのこと」なので、「矢」と言ってしまうとちょっとヘンかも。
矢柄(やがら)は棒の部分です。
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142 ピクスカルパエ 誤字脱字 ○ビクスカルパエ
[教]ではビクスクラエ。謎の植物…。
「タク」14画
「テイ」「つばな」10画
「つばな」とはチガヤのことみたいなんだけど。
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143 ダング 誤字脱字 ○タング
まあそもそも「タン」だろ、ちゅう話だが。
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159 伸子の弾くハープ 微妙 多分なんだけど、ハープって、
「ワクの、弓のカーブのほう」を自分の体がわにして弾くと思うんだよね。
自分の体から遠い弦ほど長い、つうの?
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162 洗手台 ビジュアル化
  • さながら地軸を震動させんばかりの轟《とどろ》きであった
  • この館のどこかに瀑布が落ちているのだ
  • 三つ並んでいる洗手台の栓《せん》を開け放しにして
なんかこう、やっぱ「豪華蛇口!!」みたいのからゴウゴウドバドバ放出してんじゃないのかな。
まんがでは公衆トイレの洗面所のようだ。
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163 電気ストーブ 微妙 P115にも似るけども、ここで言うストーブってこのまんがのような、
独り暮らしのときアパートで使うような、コンセントにポン、スイッチオン、みたいなストーブなのかな…
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184 毒入りのブラッド洋橙だけを手に取り 微妙 「サントニンを嚥んで視界が真っ黄色状態だったもんだから、よりによって赤みの強いブラッド洋橙を手に取ってしまった」
という説明は欲しいかなあ。
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184 長い間蓄積された砒石がサントニンによってウラニウム放射能を受けたのだ 微妙 サントニンを飲んだら→汗をかく→汗には砒石が混じってる→(ピッチブレンドの)ウラニウム放射能を受ける
というのが伝わりにくいかも。まぁどっちにしてもよくわかんないんだけども!
あとこれって放射能とか大丈夫なのか。
ところでこのくだり[創]ではピッチ「プ」レンドとなってるがスペルは"pitchblende"のようだ。
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ダンネベルク夫人のこめかみの創紋 未解決 P32で「変な傷もある」としか言ってないのでまあ「ただの変な傷」とすれば別に… 440616
187 Kuss《キッス》となる 微妙 「キュッス」にしないのであれば「ドイツ語で」とか注が欲しいかなあ 464642
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